「からだの中の宇宙」8k版完成!

理研シンポ「画像ビッグデータが切り拓く 健康・医学の新時代」

 2019/11/26 映文連アワード2018で最優秀作品賞(グンプリ)を受賞した

  「からだの中の宇宙」

待望の8k版がついに完成し

 1/18理化学研究所シンポジウムの最後に生命医学関連では世界初となる8k上映が行われました 

 企画から約2年の歳月を

アストロデザイン社製 8k上映用プロジェクター

費やし 多くのスタッフや協力者のもと完成の運びとなりました

 この作品で実感したのは8k超高精細映像のこれからの可能性!おそらく今後は細胞核の中の世界 エクソソームやオートファジーなど細胞小器官の細かい働きが見えてくるのではないかと期待が脹らみます

ニワトリの発生  心臓が誕生し 動き始めた!

 この科学的現象は××か? それとも〇〇なのか?

 生命医学の未知な部分を描く科学映画の場合 これまで判別が微妙なシーンは明言を避け 迷言をナレーションに使用することが多々ありました しかし今回はナレーションを吟味するだけ吟味し、削るだけ削りました 

 そして もしかしたら違う現象かもしれない…… でも本当の現象かもしれない…… そうした科学的に断定できない現象をあえて曖昧な表現ではなく もしかしたらこういう現象かもしれない!という視点でナレーション化しました――その方が見る人たちに「映画への興味を与え続けられる」と考えたからです

腎臓の糸球体
小腸の絨毛
肝細胞の分裂  ナノチューブ(ナノポディア)が見える

 子供たちが見る科学(サイエンス)への目の輝き この輝きを消さないために「からだの中の宇宙」は これから多くの人々のもとへ旅立っていきます 

おわり

Tags:

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

記事検索


月別記事