北イタリアを旅して VII~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~

北イタリアを旅して Ⅶ

研究部    浅 香 時 夫


 愈々待ったボローニヤが目前となる。この北イタリアの旅の一つの目的は、このボローニヤの大学を見学する事の旅であった。世界で最古の大学で、しかも、解剖学を世界で始めて実施した大学。多少でも解剖学に身を置いた私は、どうしても見て置きたかった大学であり、解剖学教室である。まず、ボローニヤの町マッジョーレ広場から見て行こう。



ボローニヤの市庁舎

市庁舎は、マッジョーレ広場の西面にあり、左側のポルティコと塔は13世紀に作られ右側は、15世紀に建造された。庁舎の前にはネプチューンの噴水がある。 

サン・ペトロニオ大聖堂



         

サン・ペトロニオ大聖堂は、アントニオ・ヴィチュンツォの設計で14~17世紀にかけて建設されたゴシック様式の建物で、ボローニヤの守護聖人が祭られている。
中央扉の彫刻はシエナのヤコボ・デラ・クエルチャの作で、ルネッサンス前期の傑作に数えられている。

主祭壇

主祭壇横のステンドググラス

 
                                
         次のボローニヤ大学を楽しみに

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