北イタリアを旅して V ~解剖学を世界で初めて実施した大学へ~

北イタリアを旅して Ⅴ
              研究部  浅 香 時 夫 
ベネチアに別れを告げた私達は、夢のボローニヤに向かう。然し、もう二箇所の寄り道が残っていた。それは、哲学者ダンテの墓のあるラベンナと世界で5番目に小さい国、サンマリノ共和国は、現存する世界最古の共和国である。
最初の寄り道はラヴェンナである。
ラヴェンナはダンテが、「神曲」を完成させて4年後、1321年に死去した町である。
ラヴェンナの見所はダンテの墓と、サン・ヴィターレ教会である。
ダンテ記念館の庭にはダンテの顔の像と墓がある。
ダンテの顔の像
ダンテの顔の像

之がダンテの墓

サンタポリナーレ・ヌオーヴォ教会

サン・ヴィターレ教会

                 


6世紀にテオドリック帝によって、建てられた大きな教会で、中央通廊の梁部分には、6世紀のモザイクがあり、通廊を分けているコリント式の柱は、ギリシャの大理石で、表面にギリシャ文字が読める。
サン・ヴィターレ教会は、町の最も重要なビザンチンの教会で、525年に大司教のマクスミリアンが、ビザンチンに宣教に行き、帰った後に建てられた教会で、大きな円蓋を頂き、2つの礼拝堂を持っている。 

    次回は世界で5番目に小さい国サンマリノを楽しみに    

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